スタッフの石上です。

今回は大町総合病院で講演をしてきました。

大町総合病院

松本空港から車で1時間の田舎です。北アルプスが見えて非常に空気が美味しいところでした。宿泊したホテルには熊出没注意とも書かれています。長野オリンピックの白馬や黒部ダムが近いです。住んでいる方は高齢の方が多いようです。

長野県の大町総合病院は、家庭医の先生方が中心となって医療をされています。

ハワイで老年内科のトレーニングを積んでこられた信州大学特任教授・総合内科の関口先生がいらっしゃいます。ジェネラリストとして、救急、病棟、在宅、全てをシームレスに診ることができて、かつちゃんとした指導医がいるところはなかなかないのでとてもいい場所だと思います。

家庭医や老年内科のトレーニング場所としてとてもいいと思いました。

1日目

1日目はコミュニケーションスキルの講演を行いました。たくさんの医療者がきてくださり、終わった後もたくさんの質問をしていただきました。

2日目

2日目は寺澤先生リスペクトスタイルで、”当直で困った緩和ケアや終末期に関連するケース“を2時間でやってみました。研修医に普段から感じるモヤモヤをぶつけてもらい双方向性で行いました。

初期研修の時に月に2回、福井大学から寺澤先生と北野先生がケース相談に福井の地域を回るプロジェクトをしていました。小浜は福井市から遠く、2時間かけて車でわざわざ来て下さっていました。

“当直で困った救急ケース”を研修医が相談し、ケースから重要なメッセージを共有する、適宜スライドを使い説明を補足するというスタイルでとても好きでした。

このスタイルで自分が好きなところは

・学習者の悩みにダイレクトに応えて役立てること 

・色々な病院の文化を知れること(病院により全然違う)

・実力が試されること

・いつもと違うリソースの中で最適解を考えること

・自分がうまく答えられなかったら、さらに成長したいと感じて頑張れること

少しでも緩和ケアを好きになってもらえたら嬉しいです。

今回は、以下のようなテーマでした。

・電話で説明が難しい時のコツ 

・医療不信がありそうなケース 

・DNAR

・Time limited trial 

・治療中止と安楽死の違い

研修会が終わった後は近くの美味しいお蕎麦屋さんでくるみそばを食べました。美味でした。

今回は、当院の救急医のスタッフである有吉先生の初期研修先でもあり一緒に行きました。久々の凱旋ということで、感慨深いものがありました。

救急の先生と緩和ケア・倫理のことを6時間連続で話すのを聞いてもらう機会はなかなかないので僕としても嬉しかったです。

石上

モチベーションが上がるいい時間を作れました。この度はありがとうございました!



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