東京ベイ総合内科から来られている加藤先生がローテ1ヶ月を終えて最終発表してくれました。
“急性期のアドバンスケアプランニング“というお題でした。
和歌山でも90分間の講演をしておられ、緩和ケアを頑張って教育的にやってくれています。
(スタッフ石上コメント:厳密にはACPは前もってあらかじめ価値観を話し合うプロセスですが、価値観を聞くことが大事という意味で緊急ACPという本も出ています。より正確に言えば、Serious illness communication、急性期でケアのゴールの話し合いをするという言葉になりますがそこは一旦ツッコミなしでお願いします。)
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/112252
皆さんはACPをいつ聞いてる(話し合っている)でしょうか?
状態が悪化すると話し合うのが難しくなります。
ACPを行うなら 今でしょ!という内容でした。
ケアのゴールの話し合いを行い、入院時から行っていくことはとても重要だと思います。
スタッフ石上コメント
入院で具合が悪い時だからこそ、現実味があり、話しやすいと感じます。
逆に、なんでもないときに家で話してきてくださいは、ハードルが高いと思います。
急性期治療後に、転院する際に情報提供書でACPをお願いしますと書かれていることもありますが、
なかなか転院後にされることは少ないと思います。
ネガティブなことをなるべく話したくないのは当然だと思います。
早期から行い、アップデートすることが重要ですね。
研修お疲れ様でした!ぜひ緩和ケアの指導側としても一緒にこれからも頑張っていきましょう。
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