昨年6月にロサンゼルスに見学に行ったのですが、その後飯塚病院と提携をすることになりました。

今回は、Ceders-Sinai病院の緩和ケアの先生方が来日され、飯塚へ来ていただきました。

今回のスケジュールはこのような形で行いました。

日本の緩和ケアの現状はスタッフの石上が話をさせていただきました。

・日本の高齢化の現状、緩和ケアサービス、文化、宗教、日本独特の願いなどについて話しました。

・日本の緩和ケアサービスはがんが中心で症状緩和を行うことが多いですが、飯塚では、非がんの患者さんが多く、ケアのゴールの話し合いなどのコミュニケーション教育に注力しています。

・日本人の大半は無宗教と考えてますが、神社に行ったり、生活習慣へ溶け込んだものはたくさんあります。

スタッフの松坂先生からは、飯塚の緩和ケアの教育について話していただきました。

新しく始めた短期研修システムは3ヶ月コースと6ヶ月コースがあり、短期でも学びたいというニーズに応えれるようにしております。

午後からはスタッフの高橋先生がTransition of careについて、中山先生からは神経ブロックを中心にアドバンスな緩和ケアの体制について話をしてくださいました。

Ceders-Sinai病院の緩和ケア部門でもtransitional careを行っていくようで今後も交流が楽しみです。

次回はCeders-Sinai病院の緩和ケアの取り組みについて紹介します。

こちらは麻生邸の大浦荘での集合写真です。