4月15日の昼はCedars-Sinai病院で行っている緩和ケアについて病院の緩和ケアで行っていることについて紹介していただきました。
今回来日されたのは、CS病院の緩和ケアも部門長・プログラムディレクター・チャプレンが来られました。まずは部門長のBradから、Cedars-Sinai病院の歴史や取り組みについてシェアしていただきました。
米国では格差があり、保険がない患者へ同様の医療やケアができないことがありますが、教育プログラムを用いて、トレーニング中の医療者が提供したりしているようです。
緩和ケアのプログラムディレクターのAzi先生から現在のシステムについて話していただきました。
いろんなん部門とパートナーシップを組んでいます。
神経内科、外傷ICU、肝移植、循環器、小児ICUなど多岐に渡ります。
いろんなバックグラウンドの先生が1年のフェローシップを通じて、緩和ケア医になられます。
また緩和ケアのフェローシップが終わってから、元の部門に戻りつつ、パートタイムで緩和ケアをするという選択肢があるのはとても良い取り組みだなと思いました。例えば、緩和ケアを3週間やって、救急を1週間やるという形です。
早期からの緩和ケアが提供できることに加えて、医療者も死にゆく患者さん以外の治療やケアを続けることができるとのことです。
チャプレンのChrisitinaさんからはスピリチュアルケアやチームのウエルネスについての取り組み(リトリートやデブリーフィングなど)について話をしていただきました。
彼女は日本で研究していたこともあり日本語も話してくださいました。
米国での緩和ケアの良い部分を学びつつ、日本の文化に合わせた形でアップデートしていきたいと思います。
他の施設の取り組みを聞くのはとても刺激的でたくさんディスカッションができてよかったです。
終了後は、当院の緩和ケアナースや社会福祉士も含めての意見交換でした。
終了後は麻生邸の大浦荘で懇親会でした。
日本の伝統的な和室やお庭で食事に舌鼓を打ちました。
日本の文化にも触れてとても喜んでいただきました。
今後とも交流し日本の緩和ケアを発展させていきたいです。
とても密度の濃い1日でした。またよろしくお願いいたします。
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