石山 雄太先生
沖縄海軍病院フェロー→亀田総合病院 腫瘍内科
(2021年4月現在)
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これまでのキャリアと、なぜ緩和ケアを学ぼうとおもったのか
私は筑波大学を卒業後、都立駒込病院で初期研修を終えました。その後、腫瘍内科を志し、まずは内科全般のトレーニングが必要だと考え、2016年から飯塚病院総合診療科の後期研修を行いました。今後腫瘍内科で診療を行う上で、緩和ケアの知識が必要だと強く感じ、2019-2020年の一年間フェローとしてトレーニングをさせて頂きました。
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実際に学べたこと 予想せず学べたこと
一年間の感想は「飯塚病院で学べることは非常に多く、あっという間の一年間であった」ということです。研修内容として“専門病棟“での“がん患者“に対する症状緩和に留まらず、その場のリソース(一般病棟、在宅医療など)に合わせて、良性疾患(心不全、COPDなど)も含めた広範囲な緩和医療を学ぶことができます。
また余談ですが組織を動かす上での大切なことも日々の業務からアドバイスをもらうことができ、将来診療科の中心になった時にも困らないように色々と指導を受けることができます。
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連携医療・緩和ケア科、ここがあと一歩
もちろん学ぶことが多いために何を学びたいかを明確にしてないとあっという間に一年が終わってしまうのが難点です。ただ学年が近く、親身な指導者が多数いるため気軽に相談できるのも良い点です。
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連携医療・緩和ケア科の研修を考えているあなたへ
今後腫瘍内科医としてのキャリアを積む上で、非常に充実した一年になりました。
緩和ケアの研修施設に迷われている方は、ぜひ飯塚病院 連携医療・緩和ケア科を候補に入れることをお勧めします。