皆さまこんにちは。Yuukiです。

娘ももうすぐで1歳の誕生日👶

想い出に残る誕生日にしてあげたいです🎂

今年度から当科のブログでは「全国の連ケア卒業生へインタビュー」というプロジェクトを立ち上げました!

その第一弾として今回は、JCHO九州病院 緩和ケア科 山口健也先生にインタビューしてみたいと思います。

Yuuki

早速インタビュー開始です!

インタビュイーは?

名前:山口 健也(やまぐち たけや) 先生

所属:JCHO九州病院 総合診療部 / 緩和ケア科

大学卒業年度:平成22年卒

詳しくは、以下の公式サイトをご参照下さい。

https://kyusyu.jcho.go.jp/%E7%B7%A9%E5%92%8C%E3%82%B1%E3%82%A2%E7%A7%91/

総合診療と緩和ケアを志す

元々は自治医科大学出身で、卒業後はジェネラリストとして勤務していました。

その中で苦労しながら看取った症例がありまして、ご家族と話し合って納得感を感じる着地点を見つけることができ、お看取りの際にご家族から凄く感謝されました。

綺麗な着地点を見つけることでこんなにも感謝される緩和ケアに魅力を感じ、緩和ケアを志しました。

現在の主な業務

大きくは3つのフィールドで動いています。

緩和ケア:緩和ケア病棟、緩和ケアチーム、緩和ケア外来など

総合診療部:認知症や誤嚥性肺炎などの老年期病や非がんの末期などの診療、救急外来の夜勤業務

研修医教育:初期研修医のプログラム責任者として管理・運営

緩和ケアでは、病棟での入院患者の対応や緩和ケアチームへのコンサルテーションの対応、緩和ケア外来などです。

総合診療部としては、誤嚥性肺炎や非がんの末期の診療などを受けるようにしています。

九州病院は救急外来を各科の先生で順番に担当しているため、入院となった際にどうしても専門外の症例を担当するということがあります。そこを総合診療部が担当することで、病院全体の医療の質を上げる役割を担っています。

研修医教育に関しては、プログラム責任者として初期研修医のプログラムを統括しています(プログラムについてはまた後ほど説明します)。

立場上初期研修医の先生とも接することが多く、お悩み相談を受けることもあります。

ちなみに九州病院では、緩和ケア科ローテートは必修となっております。

研修内容としては、緩和ケア科の診療業務は勿論ですが、毎日レクチャーをするようにしています

レクチャーの内容は、コミュニケーションだったり他の職種(MSWや栄養士など)からの内容だったりと、かなり豊富です。

研修アンケートにも「色々な職種の方からの話も聞けてよかったです。」という内容もありました。

ちなみに、去年の研修医アンケートで緩和ケア科は研修評価が1位でした!

山口先生

地道にやってきたことが、実を結んできているのかなと思います!

研修で最も伝えたいこと

ローテートする先生方に一番伝えたいことは、「全医療の目的はQOLの向上」ということです。

医療のどのセッティングであっても、QOLを上げるために何ができるだろうかと考えた上で方針を決めていくことが重要だと伝えています。

1日のタイムスケジュール

連ケアで学んで現在に活きている事

●緩和ケアの知識や経験(がん/非がん問わず)
●「目の前の患者だけでなく、見えていない患者や地域の患者に緩和ケアを提供するには」という目線・考え方
●組織運営やリーダーシップ論
●人脈形成
などなど、挙げればキリがありません!

連ケアでの思い出のエピソード

今は大所帯の連ケアですが、当初は科の全入院患者を柏木先生が一人で担当していた時代がありました。「組織を作るには歯を食いしばる期間が必要」とおっしゃったことを覚えています。

その姿を胸に、今は自分もJCHO九州病院で頑張っています!

山口先生

最近は実ってきているように感じます!

取り組んでいること

北九州市は政令指定都市の中でも高齢化率がトップレベルに高いのです。

https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000993208.pdf

それに対して、在宅看取り率は政令指定都市の中で最下位に近いです。

お家で亡くなるのが必ずしもよいという訳ではありませんが、ACPなどが普及すればもっと本人の希望通りに暮らせる環境になるのではと思い、取り組んでいるところです。

北九州緩和ケアネットワーク」というもので幹事を務めさせて頂いており、緩和ケアの普及に貢献しています。

https://www.kitakyu-kanwa.com/

気分転換のひととき

家族との時間が一番です

その上で格闘ゲームも趣味でやってます!

研修医や緩和ケアを志している先生へメッセージ

・研修医プログラムとしては以下のプログラムを作っています。

九州病院で研修を行えば、「総合診療専門医」の取得は勿論ですが、その後は青の3つの専門医の取得を目指して研修することが可能となるように調整しています。

勿論初期研修医の頃からどの専門医取得を目指したいか相談してもらえれば、それに合わせた研修を組むことが可能です。

・時短や子育てでの業務調整などは勿論相談に乗ります!

現在、当科所属の女性医師も希望に合わせた業務調整をしています!

・総合診療を希望される先生方においては、非がんの緩和ケアまで診ることができます!

また在宅診療も希望される場合は相談可です。

山口先生

お気軽にお問い合わせください。
yamaguchi-takeya★kyusyu.jcho.go.jp(★には@をつけて下さい)

スタッフ募集中!

飯塚病院 連携医療・緩和ケア科は2024年度の内科専攻医・後期研修医・スタッフ医師を募集しています!お仕事などで大変な日々をお過ごしのことと思いますが、オンラインでの就職面談や病院紹介も承っております。

ぜひお気軽にお申し込みください!!

見学のお申し込み方法について

  • 見学は1日から3日(それ以上の長い期間は要相談)で承ります。
  • 総合診療科頴田病院(かいたびょういん;総合診療医が中心となっている96床のコミュニティホスピタル)などの見学もあわせて希望される場合、可能な限り調整させていただきます。
  • お申し込みを頂いたあと、具体的な見学内容の希望についてのアンケートフォームを送信させていただきます。
  • みなさまの見学を心からお待ち申し上げます。

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オンライン面談について

  • 緩和ケアの研修や当院での勤務にご関心があっても、こういった社会状況では見学が難しいという方もいらっしゃると思います。
  • そこでオンラインでの情報交換やご質問へのご回答もおこなっております。
  • 個別に勤務の様子や研修内容、具体的な雇用契約内容などについて30分−60分程度、お話しさせていただきます。
  • 以下のフォームより、オンライン面談の希望とご記載いただきご送信ください。
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wagi

みなさまと一緒に働ける日を楽しみにしています!

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