みなさんこんにちは。連携・緩和COOです。
新型コロナウイルス感染症の流行が広がっております。
筑豊医療圏でも多くの感染者の方が報告されており、人口十万人あたりの1週間の陽性者数は87.1人となっています。これは世界全体(58.6人:https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/?b=s)よりも多い数字です。
ブログ読者の皆様に置かれましてもゼロ密を目指し、感染拡大の防止とご自身の体を守ることにご留意いただければと存じます。一刻も早く感染拡大が落ち着くことを願っております。
今回のブログはこのコロナウイルス感染症に関連した話題です。
専門医試験、延期
昨年度中止になったことを受けて、今年は複数名当科からも受験者がいる予定でした。この感染拡大を受けて、専門医試験が延期になったようです。
2021 年度 専門医・認定医認定試験(筆記試験)延期のお知らせ
9月になって感染が落ち着いていない地域もあるだろうと予想され、正直なところ飛行機の予約をどうするか悩んでいたところでした。調整に尽力いただいた日本緩和医療学会の理事会の方々、専門医認定・育成委員会の方々には本当に感謝です!
まさかのCBT形式
CBTというと、大学4年のときに受験して以来です。
調べてみると、リウマチ専門医試験や高血圧専門医、緩和医療専門医更新試験などもCBTで実施されているようです。
CBT自宅受験となるとカンニングが問題になりそうですが、公開されている過去問を見るとググるだけでは答えがわからない問題や、調べるのに時間がかかる問題も多いのでそこまで問題にならないのではないかと思います。
そもそも日常臨床では限られた時間で調べながら答えを導く力が求められるようになっているので、時代にあっているのかもしれません。ACLSのような秒単位で判断が求められるものはまた別ですが、緩和医療専門医は面接試験もありますしね。
なお、CBT試験の日程や開催方法については順次公開される予定とのことです。
緩和医療専門医の過去問
緩和医療専門医の過去問ですが一年分だけ公開されています。
https://www.jspm.ne.jp/nintei/senmoni_2019.html
なおアクセスには日本緩和医療学会への入会とID・パスワード発行が必要となります。
初めてづくしの緩和医療専門医となります。
振り返ってみれば歴史の転換点になっているのかもしれません。
引き続き、緩和医療専門医を目指す皆様に有益な情報があればこちらから発信をしてまいりたいと思います!ぜひ、当科ブログを引き続きフォローください!