みなさんこんにちは。連ケアCOOのOです。

当科をローテートしてくれた笑顔が素敵な難波先生が、飯塚病院 教育推進本部のYoutube でPick upされていたのでご紹介です。

初期研修医の8割が緩和ケア科をローテーション!

飯塚病院は診療科が40以上あり、初期研修医はローテーションすることの少ない心エコーや病理もローテーション可能になっています。飯塚病院の初期臨床研修は制度化される平成16年よりもさらに前、平成元年より開始されました。他の病院よりも長い臨床研修の歴史を持っています。

当院の初期研修では選択ローテーション期間は長くなく5ヶ月弱となっていて、その分ジェネラル志向な研修になっています。そのため、4−6週間で4−5つの診療科をローテーションする研修医が一般的です。

その短い期間にも関わらず、連携医療・緩和ケア科には毎年13名から17名(全体の8割以上!)の研修医が選択希望でローテーションをしてくれます!

ローテーターの業務

初期研修医は主治医を持たず、指導医が主治医として担当する患者の副主治医・担当医といったポジションにあたる病院も多いのですが、飯塚病院では主治医として患者治療に主体的に関わることになります。そうはいっても、全て研修医がまるっきり任されるということはありません。

実際には4人のチームメンバーでオンラインでカンファレンスをしています

連携医療・緩和ケア科では、医師3−4名(スタッフ、フェロー、専攻医、初期研修医)でチームを組んで、合計15から25人程度の患者さんを受け持ちます。受け持ち患者数については、重症度やこれまでの経験を参考に個人差があります。

毎朝の回診・カンファレンスで担当事例のプレゼンテーション、診察、コミュニケーション、治療・ケアプランについて吟味を行います。アドバンス・ケア・プランニングとしての医療面談には指導医が同席し、学習者のレベルに応じて診療への参加具合を決定します。

情熱のレクチャー

緊急事態宣言下ではオンラインでのレクチャーを行っています。

緩和ケアと聞くと、すごく難しく、宗教的で、理解しづらいイメージがあるかと思います。

一方、緩和ケアは全ての医療者が提供すべきスキルとして推奨されています。初学者の方でも学びやすいように、当科ではたくさんの参考書(写真右)やシミュレーション、フレームワークを用いたコミュニケーショントレーニングを行っています。

緩和ケアの業界にもたくさんのフレームワークがあり、例えば日本緩和医療学会 コミュニケーションスキルトレーニングでも推奨されている 悪い知らせの伝え方 SHAREプロトコールなど、実際の臨床で用いています。そしてホワイトボードを用いながら振り返り、明日への診療に活かせるようにしています。

SHAREの文化とよばれる飯塚病院の教育文化は、初期臨床研修開始後30年たった今も変わることはありません。

支え、応援してくれる仲間・先輩がいる

飯塚病院は敷居が高い、と誤解されている方もいらっしゃるようですが、決してそんな敷居の高い病院ではありません。英語がペラペラじゃないと入れない、学年の首席ばかり集まっている、インターハイ出場歴が必要…というのも全てデマです。

私はここに勤めて8年ですが、これまで150人以上の研修医を見てきました。

「SHAREの精神がある人、仲間と楽しくやれる人、チャレンジ精神旺盛な人」が飯塚病院の研修を堪能できているのではないかなーと感じます。

みなさんの見学をこころからお待ちしています!

見学のお申し込み方法について

  • 見学は1日から3日(それ以上の長い期間は要相談)で承ります。
  • 総合診療科頴田病院(かいたびょういん;総合診療医が中心となっている96床のコミュニティホスピタル)などの見学もあわせて希望される場合、可能な限り調整させていただきます。
  • お申し込みを頂いたあと、具体的な見学内容の希望についてのアンケートフォームを送信させていただきます。
  • みなさまの見学を心からお待ち申し上げます。

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オンライン面談について

  • 緩和ケアの研修や当院での勤務にご関心があっても、こういった社会状況では見学が難しいという方もいらっしゃると思います。
  • そこでオンラインでの情報交換やご質問へのご回答もおこなっております。
  • 個別に勤務の様子や研修内容、具体的な雇用契約内容などについて30分−60分程度、お話しさせていただきます。
  • 以下のフォームより、オンライン面談の希望とご記載いただきご送信ください。
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