みなさんごきげんよう、CTOです。
今日は飯塚の魅力を紹介する第三弾として、暮らしについて取り扱っていきます。
え!朝から晩まで病院にいるから暮らしとか関係ないのでは?
働き方改革は持続可能な医療提供にも必要なので、私達はタスクシフト・タスクシェアやチーム診療を心がけています。休日・夜間は日直・当直医を中心に診療に取り組んでいます。
なるべく全員が18時までには業務を終わらせるためにはどうすればよいか?を考え取り組んでいます。
1.くらしの魅力①スーパーに並ぶ地元の野菜が美味しい
スーパーはハローデイやトライアル、ルミエールという他の九州エリアでも展開している店舗がほどよく揃っていて、たいてい無料駐車場も完備しています。飯塚は車社会ですね。
私はよくスーパーASOを利用するのですが、たいてい入り口の近くに地元の方が作った美味しい野菜やお惣菜、お餅などが安く販売されています。
新鮮な野菜が手に入りやすいのは飯塚の良いところだなと感じます!
2.くらしの魅力②公園が多い
子供が生まれて気づいたのですが、飯塚って結構公園が多いです。
実際に調べてみると、都市公園においても、一人当たりの面積が13.88㎡(平成31年3月31日現在)で
あり、福岡県の目標値である一人当たりの面積10㎡を上回っているようです。(参考:飯塚市公園等ストック再編計画【素案】)
47都道府県の平均は12.0㎡(政令指定都市除く)、政令指定都市の平均が10.4㎡であり、全国平均よりも多いことがわかります。
良いのか悪いのか、小さな公園であればたいてい独占できます。ソーシャルディスタンスを意識せずのびのびと遊んでいます。
公園で知らない同年代のお友達と出会って、パパ・ママとの関わりができる…ようないわゆる公園デビュー的なイベントはそんなにありません。
ちょっとさみしい気もしますが、コロナ禍のうちは安心ですね。
人が集まる公園もいくつかあります。
特に筑豊緑地は壮大な芝生や大型の遊具、トラックやテニスコートなどがあり、コロナが落ち着いているときは多くの子連れ家族で賑わっています。
我が家も簡易テントを持って遊びに行きます。
飯塚市/公園 のサイトにもありますが、他にも川に入れる渓流公園や、花見もできる大将陣公園、勝盛公園など魅力のある公園があります。
3.くらしの魅力③庁舎や図書館が多く、アクセスが良い
※上記の図書館の写真はフリー素材ですので飯塚市のものではありません。
まずライフイベントが起こるたびに行くことになる庁舎についてです。
飯塚市の市役所やパスポートを発行できる総合庁舎は飯塚病院や新飯塚駅から徒歩10分程度、ハローワークや税務署などの機能がある合同庁舎は飯塚病院の救急外来から徒歩2分です。
当科の医師スタッフは介護認定審査会も担当しており、同会は市役所で開催されるため、業務終わりにすぐに行くことが可能です。
また、現在の飯塚市は平成の大合併で飯塚市、嘉穂郡筑穂町・穂波町・庄内町・頴田町が平成18年に合併して成り立っています。旧町役場や図書館も残存しています。探している本が飯塚図書館になくても頴田図書館や庄内図書館から取り寄せることができる仕組みもあります。
その他の飯塚のくらしについて
子どもの教育について
飯塚は全国平均からみても小学校の学力が高いことが示されており、その教育システムは評価されているようです。小中学校教育では、学校再編、小中一貫教育が推進されています。既存施設の老朽化、少子化を背景として、より教育効果を高めるために検討が重ねられています。
都市圏のようにたくさん高校があるわけではないので、選択肢は多くありません。
また福岡県は公立王国とも言われており、東京のように皆がこぞって中学受験をするわけではありません。
飯塚病院に在籍するDrで飯塚出身の方の話を聞くと、久留米付設や明治学園などの市外私立を受験している人もいます。学区トップ高の嘉穂高校に附属の中学校ができましたし、飯塚にも中学受験の波が来ているのかも知れません。(都会に比べるとさざなみ程度かもしれません)
治安について
筑豊は治安が悪いと耳にすることがあります。私も飯塚に赴任するときは「筑豊なんてそんな治安の悪いところはやめてはよ地元に帰ってこんね!」と祖母から心配されたものです。その時の祖父(筑豊出身)の悲しそうな顔は忘れられません。
本当に治安が悪いのでしょうか?
令和2年度の警察白書によると、令和元年度の人口1000人辺りの刑法犯総数は5.93人と報告されています。福岡県警察の福岡県刑法犯市町区村別刑法犯認知件数を参照すると、令和二年度の人口1000人辺りの刑法犯認知件数は5.45人でした。(正確なデータ・解釈はそれぞれの出典URLをご参照ください)
決してものすごく犯罪が少ない町ではないのですが、全国平均くらい、ちょっと少ない?程度であることがわかりました。
かつての採炭地であらくれが集まるイメージがあるのか、治安の悪い印象をもたれやすいようです。炭鉱も閉山し半世紀ほどたち、ぼた山も緑に覆われ、少しずつそのイメージが変わっていくことを願っています。
正直にお話すると…不便なところ
やはり交通でしょう…。
正直、車が無いとまともに移動できません。バスも走っていますが、そんなに多く走っていません。
直方まで自転車専用道がありますが、これは、運動や気分転換目的として活用されることが多いです。
また飯塚は坂も多く、自転車通学をする飯塚の高校生はたくましく見えます。
福岡市や小倉に出るにも、1時間近く時間がかかります。
車には乗らない!少しでも街中に住みたい!!という方は辛いかもしれません。
最後に…
写真は私の通勤途中に撮影したものですが、見ての通り高い建物もないので空が広く見えて、大きな川が流れていて、緑が豊富で、四方は山に囲まれて…一言でいうと田舎です。
私はこの通勤風景がすごく好きです。
田舎(といっても人口10万人以上の地方中核都市ではありますが)でも、住めば都です。
ぜひ一緒に飯塚ライフを楽しみましょう!見学お待ちしています!
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