今回は番外編として、視察の合間に行ったフィールドワークの報告をします。
インターネットで海外の情報は手に入りますが、実際に行かないと分からないことや感じられないこと、さらには貴重な?経験をすることができました。
視察の前日は、翌日からの視察に向けて体調を整えるべく自由行動でしたので、自分はその時間を使ってフィールドワークに行くことに。ロサンゼルスにはいろいろな観光地がありますが、時間的に遠くへは行けず、比較的近いハリウッドに行ってみることにしました。
ホテルがロサンゼルス国際空港の近くということもあり、
ロサンゼルス国際空港 → ダウンタウン = バス
ダウンタウン → ハリウッド = 地下鉄
このような手段で移動することにしました。
*TaxiやUberにはあまり頼りたくないタイプの人間です。
バス移動はFlyAwayを利用しました。片道$9.75と安く、バス自体も綺麗で快適でした。
途中、映画『ラ・ラ・ランド』の有名なオープニングの、高速道路でのダンスシーンを撮影した場所(地図の赤丸)を通りました。
ダウンタウンのUnion Stationが終点で、ここで地下鉄に乗り換えです。
地下鉄は、TAPカードというものを$2で購入する必要がありますが、1回乗車が$1.75と格安です。ただ格安な分、いろんな乗客が利用するため、治安はそこまで良くないとのこと。大きな駅のホームには警備員がいましたが、小さな駅にはおらず、薄暗くて危ない雰囲気でした。
自分は、Red Line(赤色の路線)に乗るつもりが、間違ってPurple Line(紫色の路線)に乗って終点まで行ってしまい、Purple Lineの終点がまさにそのような場所でした。折り返しの電車を待っている際に、怪しい人に声をかけられたので、急いで駅の外に出ました。昼間でこのような感じだったので、夜間の利用はさらに危険だと感じました。
ちなみに、今回の視察に同行してくださった渡辺さんは、海外在住歴が20年近くありロサンゼルスにも在住歴があります。渡辺さんの話では、『ロサンゼルスから南のロングビーチに向かうBlue Line(青い路線)は、治安の悪い地区を通るから乗らない方が良い』とのことでした。
そんなトラブルもありながら、ようやくハリウッドに到着です。
一通り観光スポットを回り、帰路はランニングをしながらフィールドワークをすることにしました。
道の舗装は日本の方が抜群に良く、街中をランニングしている人は少ない印象でした。治安を考慮すると、公園などでランニングする人が多いのかもしれません。
渡辺さんの話では、米国はもともと格差が大きかったですが、コロナの影響でさらに広がっているとのことでした。具体的に書くことは避けますが、ランニングをしていると、確かにその事をうかがわせるような光景を目にすることが日本より多いなと感じました。
最終的に10kmほど走って、近くの駅から地下鉄に乗ってUnion Stationに戻り、再びFlyAwayを利用してロサンゼルス国際空港に帰り、フィールドワークを終了しました。
片道1時間半、観光(ランニング含む)1時間半の、計4時間半の行程でしたが、いろいろな経験をすることができました。
別日のことですが、ロサンゼルスの道路は、時間帯によってはとんでもない交通渋滞になります。片側5車線の高速道路が渋滞するのには驚きでした。
TaxiやUberでの移動は安全ですが、交通渋滞が読めないので、途中で降りて歩くというの判断も必要になります。帰国の際、ロサンゼルス国際空港に行く道が非常に混雑していたため、実際に途中で降りて空港まで30分かけて歩く必要がありました。
以上、視察以外での現地の報告でした。
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