スタッフの中山です。

2024年6月6日(木)-8日(土)で、日本麻酔科学会第71回学術集会に参加し、6日のシンポジウムに登壇してきました。

自身初の学会シンポジウムへの登壇、しかも麻酔科学会の学術集会ということで、緊張からか朝早く目が覚めてしまいました。


緊張を和らげるために日課の朝ランを行い、頭の中を整理することができました。

中山

緊張を和らげるために日課の朝ランを行い、頭の中を整理することができました。

学会初日の朝一番のシンポジウムのため、そこまで人は来ないだろうと高を括っていましたが、ありがたいことに、予想に反して多くの方に来場いただきました。

シンポジウムのテーマは、
適切ながん疼痛治療を提供するために、がん疼痛に対する侵襲的鎮痛法をいかに継承するか


上原先生から、がん疼痛に対する神経ブロックの現状について調査した研究の結果を発表いただきました。その結果から、がん疼痛に対する神経ブロックは十分に提供されていないということが明らかになり、

「紹介先が分からない」、「適応の相談ができない」、「研修施設が少ない」

などの障壁があることが分かりました。


これらの問題を解決するために、佐藤先生からは静岡県での連携の取り組みを、大西先生からは京都府での連携の取り組みを発表いただき、今後の活動の参考になりました。
中山からは、がん疼痛に対する神経ブロックを継承したものとして自身の研修経験と、次世代に継承するための研修施設になるために飯塚病院で取り組んでいることを発表しました。

ディスカッションやシンポジウム後には、意見交換もできました。がん疼痛に対する神経ブロックの実施・連携が、がん拠点病院の要件に加わり、新しい加算も付いたことから、少しずつ注目度が高くなっていると感じています。

中山

今後は、自施設での提供だけでなく、筑豊地域や福岡県内での連携にも力を入れていかないといけないなと強く感じました。

飯塚病院、連携医療・緩和ケア科では、当院の麻酔科と連携し、『手術麻酔スキルを維持した緩和ケア研修』ができるプログラムを用意しております。

麻酔スキルを生かした緩和ケアキャリアプログラム(スタッフ医師)募集要項 | 飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 (renkei-kanwa.com)

麻酔×緩和ケアのハイブリッド研修募集開始! | 飯塚病院 連携医療・緩和ケア科 (renkei-kanwa.com)
上記リンクに詳細を記載しておりますので、興味がある方は連絡をください。

見学のお申し込み方法について

  • 見学は1日から3日(それ以上の長い期間は要相談)で承ります。
  • 総合診療科頴田病院(かいたびょういん;総合診療医が中心となっている96床のコミュニティホスピタル)などの見学もあわせて希望される場合、可能な限り調整させていただきます。
  • お申し込みを頂いたあと、具体的な見学内容の希望についてのアンケートフォームを送信させていただきます。
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  • 緩和ケアの研修や当院での勤務にご関心があっても、こういった社会状況では見学が難しいという方もいらっしゃると思います。
  • そこでオンラインでの情報交換やご質問へのご回答もおこなっております。
  • 個別に勤務の様子や研修内容、具体的な雇用契約内容などについて30分−60分程度、お話しさせていただきます。
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