伊藤 貴祥先生

今村総合病院 内科専攻医3年次
(2021年4月現在)

01
これまでのキャリアと、なぜ緩和ケアを学ぼうとおもったのか

鹿児島にある今村総合病院で初期研修を修了後、同病院の内科プログラムを専攻し、主に救急総合内科で勤務しています。ご高齢の方や慢性疾患をお持ちの方を担当する機会も多く、治療と並行して終末期の意思決定支援や緩和ケアも非常に大事だと感じ、一度専門的に学びたいと思い選びました。

02
なぜ飯塚病院 連携医療・緩和ケア科を選んだのか

2年前に飯塚病院総合診療科で研修させて頂き、当時の上級医から緩和ケア科の雰囲気の良さを聞いていたことは非常に大きかったです。また総合診療科出身の先生が多くいらっしゃり、これまでの自分自身のキャリアも総合診療がベースにあり、親和性が高いと感じ研修させて頂きました。

03
実際に学べたこと 予想せず学べたこと

症状緩和目的の薬剤調整は、3ヶ月の研修を通してある程度自信がつくまで学ぶことができました。また、コミュニケーションスキルの重要性を再認識しました。上級医や緩和ケア認定看護師が患者さんやご家族に対しかける一つ一つの言葉は非常に勉強になりました。コミュニケーションスキルは、どの科においても重要なスキルであり、面談毎に振り返りを行って頂けたことは大変よい機会でした。

04
連携医療・緩和ケア科、ここがあと一歩

コロナ禍で仕方がない部分もありますが、同じチーム以外の先生方と関わらせて頂く時間がもう少し取れたらよかったと思います。様々なバックグラウンドをお持ちの先生方がいらっしゃるので、色々な刺激を受ける機会があるとより充実した研修になるのではないでしょうか。

05
連携医療・緩和ケア科の研修を考えているあなたへ
ぼた山を背景に

癌患者に対する緩和ケアはもちろん、非癌患者における緩和ケアのニーズも高まっている現状において、飯塚病院連携医療・緩和ケア科は将来どの科に進もうとも必要な知識、スキルを身に付けることができる素晴らしい場だと思います。ぜひ一度見学に行き、雰囲気を体感してみてください。自分もまた改めて研修に伺いたいと思います。

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