スタッフの石上です。
初期研修から短期ローテで来てくれている田島先生が最終発表をしてくれました。
今回は、がん患者さんの対応の振り返りをしてくれました。
予後が短いかもしれない患者さんの治療をどこまで行えば良いんだろう?
というテーマでした。
初期研修2年目でも、主治医として、悪いニュースを伝えたり、治療方針の話し合いも経験できることは当科の特徴の1つと思います。
指導医のバックアップは必須で、入念な打ち合わせや振り返りを行なっております。
ケアのゴールの話し合いに沿って、3つのステージに沿って考えてくれました。
後悔はないけれど、友人に元気な姿で会いたいということでステロイドの治療を行ったようです。
黄疸があったのですが、一時的に改善したようです。
ステロイドの使い方や副作用についても合わせてまとめてくれました。
緩和ケア科ローテを経験すると、ステロイドを結構使うので驚かれることがあります。
将来は神経内科志望で最初は、患者さんとのコミュニケーションで、変な質問が来たら何て答えたらいいだろう?という不安を感じながらローテを始めてくれました。
何度か面談を経験し、感情への対応や患者さんからの信頼などを勝ち得ていく姿は素晴らしいと感じました。
“後出しジャンケン“は濱崎先生のTipsです。
病棟の看護師さんから、”なぜこうなってるんですか?”と強く言われた時とかに、”指導医と話し合ってこうなりました”とすぐに即レスするのは良くないということでした。
先に、相手の真意を探ることが大事です。“心配なところがありましたか?”と先に聞くと、相手の手札がわかります。相手のグーチョキパーの手札が分かっていると、落ち着いて対応できます。
わかりやすい例えですね。自分も使ってみようと思います。
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