みなさんこんにちは。

ITネタが大好きなCOOです。

さて、本日はGoogle Mapのマイマップを使って「日本の緩和医療専門医がどこに在籍しているのか表示するMAP」を作ってみました。(オレンジ色)

※ ついでに日本緩和医療学会 認定研修施設も表示してみました(灰色)

これをみて分かる通り、まだ緩和医療専門医が不在の都道府県もあります。

2022年3月31日をもって暫定指導医制度が終了するため、認定研修施設が減らないことを願うばかりです…。

日本の緩和医療専門医は269名(2020年4月現在)と少ない

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Photo by Bob Price on Pexels.com

日本の緩和医療専門医制度は始まってまだ10年たっておらず、専門医は269名しかいません。

1年間でがんで亡くなる人は37万人です。

すべてのがんで亡くなる人に緩和医療専門医が関わるとすると、専門医一人あたり1375人の診療に関わることになります。

1年を52週と考えて、1週間で26人の新患を担当する計算になります。

緩和ケア設定では対話やコミュニケーションを繰り返し行ったり、時間をかけて行うことが必要となります。とてもじゃないですが、26人の新しい患者さんを1週間で対応するのは難しいでしょう。

これから高齢・多死社会を迎えるにあたり、この数ではとてもじゃないですが支えきれません

もちろん緩和医療専門医でなければ緩和ケアを提供できないというわけでは有りません。しかし、専門医の存在が地域の緩和ケア教育や普及啓発に大きく貢献することは想像しやすいことでしょう。

また、現在は非がんの緩和ケアや早期からの緩和ケアも注目されています。

そう考えると、緩和ケアの担い手はまだまだ全く足りていません。

日本一の緩和ケア医トレーニングサイトを目指して

切れ目のない緩和ケア提供が可能な知識をつくるためには、緩和医療の専門家の育成は必須です。

そのため、私達は日本一の緩和ケアトレーニングサイトを目指しています。

飯塚病院は飯塚・嘉穂、直方・鞍手、田川の3医療圏唯一の三次救急病院です。

飯塚・嘉穂医療圏の救急入院の8割以上は当院に入院するため、一次救急から三次救急まで様々な症例を経験します。

そうした背景から、がん末期に限定した緩和ケアではなく、疾患や重症度、急性期・慢性期を問わず、幅広いケースに応じた緩和ケアのニーズがあり、それに応えることになります。

緩和ケアとは疾患や病期を問わず提供されるものです。

これまで7年間で150名を超える医師が当科で研修を行いました。

2021年度は1年間で14名の初期研修医と23名の後期研修医・専攻医、6名のスタッフ医が緩和ケアを学びに来る予定です。

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Photo by Helena Lopes on Pexels.com

当科に学びに来る医師の専門はがん診療に携わっていた医師、麻酔・ペインクリニックに携わっていた医師、総合診療医、救急医、循環器内科医、放射線治療医など、様々です。

みな専門は違えど、「緩和ケアを学びたい」「自分の診療において緩和ケアのスキルや経験、知識が必要だ」という思いで集まり、切磋琢磨しながら学んでいます。

当科で多くの緩和ケア医が学ぶことで、地域に緩和医療の担い手が増えて、将来の日本の医療を支えてくれることを願っています。

私達は一緒に緩和医療の専門家を目指す仲間を募集しています。

見学のお申し込み方法について

  • 見学は1日から3日(それ以上の長い期間は要相談)で承ります。
  • 総合診療科頴田病院(かいたびょういん;総合診療医が中心となっている96床のコミュニティホスピタル)などの見学もあわせて希望される場合、可能な限り調整させていただきます。
  • お申し込みを頂いたあと、具体的な見学内容の希望についてのアンケートフォームを送信させていただきます。
  • みなさまの見学を心からお待ち申し上げます。

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オンライン面談について

緩和ケアの研修や当院での勤務にご関心があっても、こういった社会状況では見学が難しいという方もいらっしゃると思います。

そこでオンラインでの情報交換やご質問へのご回答もおこなっております。個別に勤務の様子や研修内容、具体的な雇用契約内容などについて30分−60分程度、お話させていただきます。

こちらのフォームより、オンライン面談の希望とご記載いただきご送信ください。

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