初めまして、連携医療・緩和ケア科スタッフの大塚友貴です。

今回、初めて当科のブログを書く機会を頂きました。

テーマは、当科の特徴とも言える他科ローテーションについてです。

・どうして他科ローテーションできるの?

一般的にローテーションといえば研修医の方の特権で、自分がこの科だと進む科を決めた後は、あまりそれ以外の科を回ることはないと思います

当科では、他領域を学びそれを連携医療・緩和ケア科の診療に還元する目的で、他科ローテーションを希望する事ができます。

大塚

もちろん自分がいない間は他のスタッフの先生方が業務を分担してくださっています!

・他科ローテーションの意義

緩和ケアは患者さんのあらゆるpainに寄り添うことを目標としており、その背景疾患はほぼ全ての領域にわたります。そのため、他科の知識があればあるほど緩和ケア診療の質を高められると考えます。

私が感染症科を選んだのは、臨床において感染症は密接に関わっていること、感染症は患者さんのゴール目標を突然大きく捻じ曲げてしまう可能性があること、私自身が元々感染症科専門医を目指していたこと、が理由です。

・他科ローテーションを行なって

実感として大きかったのは、緩和ケア科としての視点・感染症科としての視点と、多面的な視野を意識するようになったことです。

感染症科の視点から、この感染症を治療するために、これが第一選択肢・これが第二選択肢・これが第三などと手札を上げていきます。そして、緩和ケア科の視点から、どれが患者さんのゴール設定に一番寄り添えるか・一番苦痛がないか、という視野から最もBetterな選択肢を無意識的に探すようになりました。

・まとめ

当科には、救急・循環器内科・腫瘍内科など(書ききれませんが他にもあり)の豊富なバックグランドを持つ先生方がいます。

病気になっても過ごしたい場所で過ごせるように、感染症科で得た学びを生かして今後の緩和ケア業務にあたりたいと思います。

見学のお申し込み方法について

  • 見学は1日から3日(それ以上の長い期間は要相談)で承ります。
  • 総合診療科頴田病院(かいたびょういん;総合診療医が中心となっている96床のコミュニティホスピタル)などの見学もあわせて希望される場合、可能な限り調整させていただきます。
  • お申し込みを頂いたあと、具体的な見学内容の希望についてのアンケートフォームを送信させていただきます。
  • みなさまの見学を心からお待ち申し上げます。

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オンライン面談について

  • 緩和ケアの研修や当院での勤務にご関心があっても、こういった社会状況では見学が難しいという方もいらっしゃると思います。
  • そこでオンラインでの情報交換やご質問へのご回答もおこなっております。
  • 個別に勤務の様子や研修内容、具体的な雇用契約内容などについて30分−60分程度、お話しさせていただきます。
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wagi

みなさまと一緒に働ける日を楽しみにしています!