スタッフの石上です。
初期研修医の柴山先生がローテ1ヶ月を終えて最終発表してくれました。
経験したケースを元に、癌患者さんの緊急状態をOncologic Emergencyの悪性気道閉塞について調べてくれました。
進行がん患者さんの気道閉塞(悪性気道閉塞 MAO)は以下のように言われています。
頸部の超音波(POCUS)についてまとめてくれました。
彼は救急/集中治療志望のレジデントなのですが、救急では、挿管チューブが気管に入ってるか確認したり、気管切開前に血管がないかの確認などで、超音波をすることが多いです。
緩和ケアのセッティングでは、検査のハードルも上がることがあります。
POCUSはすぐに評価ができますし、患者さんもちゃんと見てもらえたと安心につながるので、在宅領域でも非常に有効だと思います。
頭頸部癌患者さんの頚部に超音波を当てた論文やフローも調べるとあるようです。
そうした発想はあまりなかったので勉強になりました。
重要なことは、リスク評価し、緊急時の対応についても考えて、患者,家族,医療者間で共有することだと思います。
ケースをきっかけに、どうすればもっと改善できるか?と考える姿勢が素晴らしいと感じました。
初期研修でも主治医として、面談をしてもらうように当科ではしています。
しっかり準備して振り返りをしたことでとても上達しました。
後期研修医も頑張ってください!
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- 緩和ケアの研修や当院での勤務にご関心があっても、こういった社会状況では見学が難しいという方もいらっしゃると思います。
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みなさまと一緒に働ける日を楽しみにしています!