スタッフの石上です。

飯塚病院、ハートネット病院、JCHO九州病院、浜の町病院が協力して勉強会を開催しています。

今回プレゼンターの竹下先生は離島で外科医をやってきた異色のキャリアの先生です。
緩和リハビリテーションについての発表と意見交換でした。


最近、松本弥一郎先生がリハビリテーション科の部長になったこともあって、我々も勉強中です。

どこまでリハビリを続けるか?という悩みを持たれた方も多いのではないでしょうか?

家族からリハビリだけは続けてください。と言われ、本人がリハビリに積極的でない状況であってもリハビリ転院というようなことが一般病棟でもあるのではないでしょうか? 

がんのリハビリテーションは4種類あります。

最近は状態と目標に合わせて必要なリハビリも色々なタイプがあり介入が重要です。

緩和的リハビリテーションについては以下のようなアプローチになります。

ここからは具体的なアプローチです。

痛み・呼吸困難・全身倦怠感に対して、どのようなアプローチをしているか?という話でした。

リハビリテーションのリスク管理の点も重要ですね。利益と負担を天秤にかけた上で行いましょう。

ディスカッションでは

「どこまでがんリハが、セラピストに浸透しているのか?」という意見が出ました。

緩和ケア病棟でもほぼ全員リハビリがデフォルトで入るところもあり、施設間で違いがありますね。

リハビリ中に、話してくれたACP的なことをセラピストが記載してくれる病院もあるそうでした。

リハビリ側にキーマンがいて、その方が中心的に行っているそうです。

セラピストの中には、回復していかないのを見るのは苦しいという人もいれば、緩和ケアのイメージも含めたタッチングが好きな人もいると思います。キーマンを見つける、作るのはとても大切なアプローチだなと感じます。

緩和ケアにおいてもリハビリテーションはとても重要なテーマだと思います。

もっとリハビリと”連携”が深めていけるように頑張っていきましょう。

竹下先生・松本弥一郎先生ありがとうございました!

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