スタッフの石上です。
東京ベイ浦安市川医療センターから来られている黒川先生がローテ3ヶ月を終えて最終発表してくれました。
当部門では、非がんの緩和ケアを中心に勉強してもらうのですが、日々、総合内科的なディスカッションはあります。
最終発表はフリースタイルで学んだことをシェアいただくのですが今回黒川先生が日々、Up to dateやガイドラインで勉強してくれたことをシェアしてくれました。
僕も勉強になりました。その一部をシェアします!


COPDのGOLD分類は2024にアップデートされてますね。
COPDはterminal disease、予後を規定する疾患なので、どの程度進行しているか?はとても重要です。
ただアップデートが多いとついて行くのが大変ですね。

認知症に対するレカネマブについても簡単にシェアしてくれました。
まだ私は見たことありませんが、物議を醸した薬ですね。

- 投与しても認知機能は低下する
- Infusion reactionが多い
- 高額
- 2週間に1回、点滴1時間・拘束時間3時間
- 微小出血が多い人は抗凝固療法中の方は使用できない
などがあり、実際お勧めするのか悩ましい薬だなと感じました。
アルツハイマー病の治療薬開発競争から診断方法・検査も今後変わって行くと思われます。緩和ケアの分野を勉強する上では、必要な知識ですね。
黒川先生は短期間ですが、大変なケースをたくさん見てくれつつも、笑顔でノリ良く頑張ってくれてました。1ヶ月半ありがとうございました!大変なケースをたくさん見てくれつつも、笑顔でノリ良く頑張ってくれてました。

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